「台所の包丁」洗い証拠隠滅か 中2刺され死亡

埼玉県所沢市で中学2年の男子生徒が刺されて死亡した事件で、逮捕された少年が事件直後に包丁を洗うなど証拠隠滅を図ったとみられることが分かりました。

所沢市の中学2年の少年(14)は5日夕方、自宅で同級生の本郷功太君(13)を胸などを刃物で刺して殺害した疑いが持たれています。その後の捜査関係者への取材で、少年は取り調べに対して「台所にあった包丁で刺した」と話していることが分かりました。使われたとみられる包丁には血液が付いておらず、警察は少年が事件直後に包丁を洗ったとみています。一方、文部科学省は8日、担当者を所沢市に派遣して学校や教育委員会から聞き取りをしました。今後の対応などについて助言をしたということです。