“ショーケン”逝く、「太陽にほえろ!」などで人気

亡くなった萩原健一、本名・萩原敬三さん(68)。これまでの芸能人生を振り返ります。

所属事務所のプロフィールなどによりますと、1950年7月生まれの萩原さんは、1967年に「ザ・テンプターズ」のボーカリストとしてデビュー。1960年代に「神様お願い!」「エメラルドの伝説」などヒット曲を飛ばし、“ショーケン”の愛称で人気歌手の仲間入りを果たしました。1971年に「ザ・テンプターズ」が解散した後には、当時、同じく人気者だった沢田研二さんらと新たに「PYG」を結成。その後、1972年に製作された映画『約束』での演技が高い評価を得て、これを機に俳優へと本格的に転身したということです。

テレビドラマでは、1972年から放送が開始された刑事ドラマ「太陽にほえろ!」の「マカロニ役」で人気を博しました。

一方、2005年に恐喝未遂の罪で執行猶予付きの有罪判決を受けるなど、複数回逮捕され、注目を集めました。

Q.どうですか?

「逮捕状?ちょっと信じられないね。何か…政治的と言っては変な言い方だけど、何か動いているじゃないかな」(萩原健一さん、2005年)

Q.心境の変化があった?

「ちょっと驚いた。ちょっとどうかと思うよ。まあ逮捕状が出たんですから、仕方ないと思いますけど。正直に言うしかないですね。そういう気持ちがなかったということと、脅迫じみたことは一切ないと」(萩原健一さん、2005年)

その後は俳優として映画に多数出演し、デビュー50周年を迎えた2017年には、アルバムをリリースするなど活躍を続けていました。