カーリング日本選手権 コンサドーレが初優勝 世界選手権へ

カーリングの日本選手権は決勝が行われ、男子は、北海道コンサドーレ札幌が初優勝を果たし、来月にカナダで開幕する世界選手権の代表に決まりました。

北海道札幌市で今月11日に始まったカーリングの日本選手権は17日、決勝が行われ、男子は決勝トーナメントを勝ち上がった予選2位のコンサドーレと、予選4位のチーム東京が対戦しました。

試合は、コンサドーレが0対0の第2エンドでハウスの中に複数の石を集め、スキップの松村雄太選手がラストショットを円の中心に最も近い場所に決めて、一気に3点を奪いました。

このあと、コンサドーレはメンバー全員が精度の高いショットを見せ、不利な先行で迎えた第5エンドと第7エンドで、それぞれ1点を奪うなど得点を重ね、6対2と4点をリードして第10エンドでは、コンサドーレのテイクアウトショットで、相手が追いつくために必要な石がなくなったため、チーム東京がギブアップし、コンサドーレがそのまま6対2で勝ちました。

コンサドーレは、去年7月にチームを結成してから初めての出場となった日本選手権で優勝を果たし、来月にカナダで開幕する世界選手権の代表に決まりました。

松村選手は「序盤からリスクを抑えながら、攻めるところはしっかり攻められた。優勝できて

ほっとしている。ここからもっと強くなって世界選手権に臨みたい」と話していました。