三浦雄一郎さん ドクターストップで登頂を断念

34年ぶりに南米大陸最高峰「アコンカグア」の登頂に挑戦していた86歳の冒険家・三浦雄一郎さんがドクターストップのため、山頂アタックを断念しました。

標高約6960メートルの南米大陸最高峰「アコンカグア」の山頂を目指していた三浦さんは18日、標高6000メートルの地点まで到達して天候の回復を待っていました。しかし、三浦さんの事務所によりますと、同行していた医師がこれ以上、標高の高い所に行った場合、心不全を起こす危険性があると判断したため山頂へのアタックを断念しました。標高5500メートルまで下山した後、ヘリコプターで麓に向かったということです。三浦さんは「頂上まで行けるという自信がありましたが、医師の判断に従うことにしました」と話しています。