第三者委員会 10日から調査へ

体操の女子選手が日本体操協会の副会長と女子強化本部長からパワハラをされたと訴えている問題で、事実関係を調査する体操協会の第三者委員会のメンバーが決まり、今月10日から調査が行われることになりました。

リオデジャネイロオリンピック日本代表の宮川紗江選手は、日本体操協会塚原光男副会長と塚原千恵子女子強化本部長からパワハラを受けたと訴えています。

これに対して、副会長と女子強化本部長側は脅す為の発言はしていないなどと主張しています。

体操協会は事実関係を調査する為の第三者委員会を立ち上げ委員長に東京弁護士会の岩井重一弁護士が決まったことを5日発表しました。

体操協会は7日、委員長以外のメンバーに4人の弁護士が委員に決まった事を発表し、今月10日から本格的な調査が行われるになりました。

日本体操協会の山本宜史専務理事は「徹底的に調査をしていただき、その結果を踏まえて新しい体操界の第一歩を踏み出せる様にしたい」と話しました。