いじめ自殺 メモを教育委員会と校長が“隠蔽(いんぺい)”

おととし、神戸市で女子中学生が自殺した問題で、いじめについて同級生から聞き取ったメモを隠蔽(いんぺい)するよう教育委員会が指示していたことがわかった。弁護士の調査によると、市の教育委員会の担当者が「情報開示の事務処理が増える」と考え、当時の校長に対し「メモは存在しない」と遺族に答えるよう指示していたという。女子生徒の母親は「裏切られたという気持ちを禁じ得ません」とコメントしている。