スタバ一時閉店 従業員の人権研修のため

アメリカのコーヒーチェーン大手『スターバックス』は29日、17万5000人の従業員を対象に人権に関する研修を行うとして、全米8000以上の直営店で一斉に午後の営業を中止した。スターバックスでは

先月、注文しないまま店内にいた2人の黒人の男性客に対して店員が店を出るよう求めたところ、拒否されたため、店員が警察を呼んで男性が不法侵入の疑いで逮捕された。これに対して「人種差別だ」という批判の声が高まり、スターバックス側が謝罪する事態となった。スターバックスは、今後も研修は続けていくという。