関西学院大学アメフト部 日大の危険行為で17日に会見へ
関西学院大学のアメリカンフットボール部の選手が、日本大学の選手に後ろからタックルされて怪我をした問題で、関西学院大学は抗議文に対する日大の回答期限を16日としていることを踏まえ、17日、会見を聞いて今後の対応を発表することにしました。
今月6日に東京都内で行われた日大と関西学院大学のアメリカンフットボール部の定期戦で、日大の選手がパスを投げ終えて無防備な状態だった関西学院大学の選手に後ろからタックルし、右膝などに全治3週間の怪我を負い、更に左足に痺れがあると訴えていました。
関西学院大学は「生命に関わる事故に繋がる可能性があった」などとして今月10日に日大に抗議文を送り、チームとしての見解や怪我をした選手への謝罪、それに反則行為を容認するとも受け取れる内容だった監督の試合後のコメントの撤回等を求めています。
この抗議文への日大の回答期限を16日迄と設定していることから、関西学院大学は17日、大学内で鳥内秀晃監督等が記者会見し、今後の対応について発表することにしました。
又、関西学院大学によりますと、タックルを受けた選手が14日、病院で精密検査を受けた所、左足の痺れについては神経の損傷によるものではなく、後遺症の可能性は極めて低いことが分かりました。
選手は日常生活に支障はなく、今後、痛みが和らげば徐々に練習に復帰するということです。