奥多摩町で登山客13人救助 なぜ入山?

東京都奥多摩町で雪のため、21日夜から下山できなくなっていた登山客13人全員が救助された。雪で斜面に落ち、骨盤を骨折するなどして、1人が重症をおっている。そのほか、6人が脱水症状、低体温床などがみられ、入院している。13人は10〜40代ね男女のグループで、一部が日本人でほとんど中国人観光客だという。東京都内に住む中国国籍の30代の男性がSNSを通じて呼び掛け、その大半が初対面だったという。奥多摩町では21日、3月としては32年ぶりの大雪警報が発表されていて、登山客らは厳しい天候のなか、雪山で一夜を明かした。登山客の1人は「雪が降っていたのは知っていた。これくらいなら大丈夫だろうと思い入山した」「登っている最中に危ないと思ったが、先頭を歩く人が先へ進むのを止められなかった」と話している。