鉄道ファンの注目ニュース

JR東労組、争議行為を解除】

ストライキなどの争議行為を行うと予告していたJR東日本最大の労働組合JR東労組が、争議行為を解除したことがわかりました。

JR東労組は来月2日から東京と千葉の一部で組合員がストライキなどの争議行為を行うと予告していました。具体的には運転士や車掌などが時間外の自己啓発活動などを行わないというものでしたが、JR東日本によりますと24日午後、会社側に解除を通知してきたということです。国鉄民営化でJR東日本が発足して以来、初めてのストライキは回避される見通しです。

JR東労組では、一部の支部がストの強硬な方針に反対し、先週以降、大量の組合員が脱退届を提出しました。関係者によりますと、その数は5000人を超えるとみられていて、多くの脱退者が出たことも、争議行為解除に繋がったと見られています。