大学野球日本一は 全日本大学野球選手権が開幕

大学野球の日本一を決める全日本大学選手権が5日に開幕し、神宮球場と東京ドームで1回戦7試合が行われました。

大会は、この春のリーグ戦などを勝ち抜いた全国の27チームが集まってトーナメント方式で大学野球日本一を目指し、今年は、初出場の岐阜経済大や和歌山大、それに、東京六大学から立教大が51年振りに出場しています。

神宮球場で行われた第3試合は、福岡の九州産業大と大分の日本文理大の九州勢同士が対戦し、九州産業大はプロから注目されるエースの草場亮太投手が先発しました。序盤から出せんの援護を受けた草場投手は、最速150キロの速球に変化球を効果的な織り交ぜて6回を4失点にまとめ、九州産業大は12対4、7回コールド勝ちで2回戦に進みました。草場投手は、「初めての神宮のマウンドで立ち上がりから球が浮いてしまったが投げる中で修正できた。一昨年のベスト8を超える成績が残したい」と話していました。

大会は、日程が順調に進めば、今月11日に神宮球場で決勝が行われます。