“報道自由度”ランキング、日本は180か国中72位

国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」は26日、各国の「報道の自由度」に関する調査を発表しました。日本は前年から変わらず72位でした。

これは、各国の特派員や専門家を対象としたアンケートなどからその国の報道がどの程度“自由”かを分析し順位付けしているもので、日本は180か国中72位と前年から順位は変わりませんでした。ただ、2012年の安倍政権誕生以来「報道の自由度」は下がっていると指摘、特定秘密保護法などについて批判しています。

一方、アメリカは去年より順位を2つ下げて43位で、トランプ大統領がメディアを“国民の敵”と表現したことやホワイトハウスでの会見から批判的な記者を締め出したことなどが指摘されています。

ところで、今回の調査で首位はノルウェーで、最下位は北朝鮮でした。また、韓国は朴槿恵(パク・クネ)前大統領の疑惑報道で「メディアが政権監視能力を発揮した」として、前年の70位から63位に浮上しています。