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松本城で野だて楽しむお茶会】

桜の花が見頃を迎えた松本市松本城で、野だてを楽しむ恒例の茶会が開かれました。

この茶会は、日本の伝統文化の茶の湯に親しんで貰おうと、お茶の流派の一つ、裏千家が毎年、開いているものです。

松本市にある国宝・松本城の本丸庭園には見頃を迎えた桜の木の下にベンチなどが設けられ、和服姿の人が「おてまえ」を披露しました。

そして、たてたばかりの薄茶に春をイメージしたという和菓子を添えて訪れた観光客などをもてなしました。

お茶の接待を受けた人たちは、咲き誇る桜の花を眺めながら、ゆっくりとお茶を味わい、穏やかな春のひとときを楽しんでいました。

塩尻市から訪れた60代の女性は「ちょうどサクラが見頃で青空に映えていてすばらしい。幸せを感じます」と話しました。