卓球新リーグ『Tリーグ』 トップ選手の参加目指し交渉へ【世界強豪に参加要請】

来年秋にスタートする卓球の新しいリーグ『Tリーグ』は、世界トップ10に入る選手の参加を目指して交渉を進めていくことになりました。

卓球のTリーグは、3年後の東京オリンピックに向けた選手強化や競技の人気拡大を図ろうと先月30日付けで設立され、3日に都内で会見を開き、今後のスケジュールや構想についての詳細を明らかにしました。

それによりますと、トップチームが参加する1部リーグは男女ともにプロのクラブチームや実業団など4チームから6チームで構成されるということです。1チームの選手数は6人を想定していて、このうち1人は世界ランキングで10位以内に入るトップクラスの選手の参加を目指して今後、交渉を進めていくことになりました。

また、シーズンは世界最高レベルの卓球のプロリーグ、中国スーパーリーグが終わる秋頃から次の年の4月迄を想定していて、トップ選手がオリンピック出場に必要な世界ランキングを維持出来る様に重要な国際大会とは日程が重ならない様な配慮も行うということです。

松下浩二理事は「Tリーグは、日本が卓球で世界一になるための第一歩になる取り組みだ。すでに選手への声かけも始めている」と話していました。