避難先でいじめ・・・手記の一部を公表

東京電力福島第一原発事故で神奈川・横浜市へ避難した男子生徒がいじめを受けていた問題で、男子生徒の一部が公表された。

この問題は、現在、中学1年の男子生徒が、東京電力福島第一原発事故で、横浜市に避難した当時、転校先の小学校で、同級生から、黴菌(バイキン)扱いされたり、賠償金があるだろうと言われた上で、総額150万円にものぼる金銭を要求されるなどして、不登校になったもので、11月、横浜市教育委員会が、いじめがあったとする報告書わまとめていた。公開された手記には、「今まで何回も死のうと思った。でも、震災でいっぱい死んだから、辛いけど、僕は生きると決めた」などと、悲痛な胸の内が綴られていた。