リオ五輪のボランティア1万5000人が“欠勤状態”に

リオデジャネイロ・オリンピックで、大量のボランティアが会場に姿を見せず、「欠勤状態」であることが分かりました。

大会組織委員会によりますと、ボランティアの登録者5万人の3割にあたる1万5000人が「欠勤状態」で、指定された会場などに姿を見せていないということです。

ボランティアの女性:「初日の朝に出勤しなかった人が多かった。それで私たちの仕事に支障が出た」

景気悪化の影響や宿泊費の高騰で、ボランティアの経済的な負担が大きくなったことが背景にあるとみられている。

一方で、支給した通行証や制服が転売され、ボランティアになりすまして会場に出入りするなど、悪用される懸念も出ています。