高木の処分 きょうにも決定へ

プロ野球、巨人の野球賭博問題で新たに関与が明らかになった高木京介投手について、熊崎勝彦コミッショナーは、きょう午後にも調査委員会かからの報告を踏まえて処分を決めることにしています。

巨人の野球賭博問題では元選手3人に加えて、新たに高木京介投手が、おととしの4月下旬から5月上旬にかけての8試合から9試合で関与していたことが明らかになりました。

プロ野球の熊崎コミッショナーは今月10日に巨人から告発を受けて弁護士などでつくる調査委員会に調査を指示しました。

調査委員会では、高木投手の処分案を検討するとともに野球賭博問題の全容解明を進めてきましたか、関係者によりますと、このうち処分案について報告書がまとまったということです。

これを受けて熊崎コミッショナーは、きょう午後にも高木投手への処分を決めることにしています。

野球協約では、野球賭博を行った場合は1年間または無期の失格処分とするしていて、一連の問題で関与が明らかになった巨人の元選手3人は、いずれも無期の失格処分となりました。

高木投手については、野球賭博への関わり方などを踏まえ、無期の処分は厳しいすぎるという声が出ている一方で、野球賭博に関与したという点では変わらないという意見も出ていて、熊崎コミッショナーの判断が注目されています。