楽天の日本一に貢献 ジョーンズが現役引退表明

メジャーリーグアトランタ・ブレーブスなどで通算434本のホームランを打ち、2013年にはプロ野球楽天で球団初の日本一に貢献したアンドリュー・ジョーンズ選手が現役引退を表明しました。

これは、ジョーンズ選手がメジャーリーグで最も長い12年間所属した、ブレーブスの公式サイトが伝えました。

38歳のジョーンズ選手はオランダ領のアンティル諸島の出身で、1996年ブレーブスで18歳でデビューしてから合わせて5球団で17年間プレーし、2005年にはホームラン王と打点王のタイトルを獲得したほか、外野手として10年連続でゴールドグラブ賞を受賞しました。

2013年から2年間は、日本のプロ野球楽天でプレーし、1年目に4番としてホームラン26本、94打点と活躍して球団初ね日本一に貢献しました。おととしのシーズン終了後に楽天を退団したあとはメジャーリーグ復帰を目指していましたが、去年は所属チームはありませんでした。

ジョーンズ選手は、ブレーブスの球団殿堂入りが発表されたことを受けて、「これで正式に引退したと言える、これからは若者の手助けに集中することになるだろう」とコメントし、指導者への意欲を示しました。