オ・スンファン 賭博で取り調べ

プロ野球阪神の抑えとして2年連続で最多セーブのタイトルを獲得したオ・スンファン投手が、マカオで賭博をし、韓国の法律では禁じられている多額の金を賭けた疑いがあるとして、ソウルの検察による取り調べを受けました。

オ・スンファン投手は去年11月、マカオのカジノで多額の金を賭けた疑いがあるとして9日ソウル中央地方検察庁で、およそ5時間にわたって取り調べを受けました。

マカオでは、カジノでの賭博は合法ですが、韓国では賭博が合法な国や地域であっても、多額の金を賭けることは法律で禁じられています。

検察は取り調べの内容を明らかにしていませんが、韓国のメディアは「オ・スンファン投手はマカオのカジノで賭博をしたことは認めたが少額だったと説明した模様だ」と伝えています。

韓国では、かつてヤクルトの抑えとして活躍した林 昌勇(イム・チャンヨン)投手も、マカオで多額の賭博をした疑いで先月、検察の取り調べを受けています。

昨シーズン阪神に入団したオ・スンファン投手は、今シーズンは41セーブをあげて2年連続で最多セーブのタイトルを獲得しました。

しかし、今月、阪神の保留選手名簿から外れて自由契約となり来シーズン、引き続き阪神でプレーするのか、メジャーリーグに挑戦するのか、今後の動向が注目されています。