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【ツバル首相「命を、島を守るため」】

地球温暖化対策を検討する国連の会議「COP21」。日本時間7日夕方から閣僚級会合が開かれ、温室効果ガス削減の新たな枠組みの合意を目指す。

一刻も早い温暖化対策が求められる中、海面の上昇などで、水没の危機に直面している南太平洋の島国ツバルのソポアンガ首相が、FNNの取材に答えた。

エネレ・ソシネ・ソポアンガ首相は「ツバルの人は、すでに苦しんでいる。大型台風が、全てのツバルを破壊した。より包括的・長期的な法的拘束力のあるものを含んだ合意をパリで決めようというのが、われわれの主張。これはビジネスのためではなく、命を、島を守るためです」と述べた。