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プロ野球、パシフィック・リーグで最多勝など投手部門の３つのタイトルを獲得した北海道日本ハムファイターズの大谷翔平投手兼外野手が４日、今シーズンの２倍の推定年俸２億円で更改しました。

高校から入団した選手で４年目の推定年俸が２億円に達するのは、現在、メジャーリーグで活躍するダルビッシュ有投手以来です。

大谷投手は３年目の今シーズンも投手と野手の二刀流に挑み、ピッチャーとしては、先発投手陣の柱として２２試合に登板し１５勝５敗、防御率２・２４の成績を残し、最多勝、最優秀防御率、勝率第１位の３つのタイトルを獲得しました。

一方、バッターとして、打率が３年間で最も低い２割２厘、ホームランは５本でした。

大谷投手は４日、北海道札幌市の球団事務所で契約交渉にのぞみ、ピッチャーとしての活躍が高く評価され、今シーズンの２倍となる推定年俸２億円で契約を更改しました。

高校から入団した選手で４年目の推定年俸２億円に達するのは、現在、メジャーリーグ・テキサス・レンジャーズで当時、北海道日本ハムファイターズのダルビッシュ有投手が平成１９年のオフの契約で到達して以来となります。

大谷投手は記者会見で、「高い評価をいただいてありがたいです。この金額をもらうのに恥じない選手になりたい」と話しました。

来シーズンに向けては、「体も技術も、もう１段階上げられると思います。３年間優勝出来ていないので、優勝を目指して頑張りたい」と意気込んでいました。