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【金 泳三元大統領 国葬】

1993年から5年間大統領を務め、今月22日に死去した金泳三元大統領の国葬が、午後2時からソウルで行われました。

金泳三氏は26歳の若さで国会の史上最年少議員として当選して以来、9回当選し、韓国が軍事政権から民主化に向かう上で、政治家として大きな役割を果たしました。そして1993年に大統領に就任しましたが、今月22日、敗血症などのため87歳で死去しました。

KBSは、金氏が大統領として民主化や不正の摘発を推し進めてたとして業績が高く評価された一方、任期終盤には息子と側近が逮捕されたうえ、経済危機に見舞われて批判を受けたことなど、政治家としての波乱の生涯を振り返っています。