侍JAPAN 5戦全勝で準々決勝へ

野球の国際大会「プレミア12」で日本は、1次ラウンドの最終戦に臨み、ベネズエラに6対5で逆転サヨナラ勝ちし、5戦全勝で準々決勝に進みました。

日本は、ここまで4連勝で、グループB1位での決勝トーナメント進出を決めています。

15日夜、台湾で行われた第5戦では、ここまで2勝2敗のベネズエラと対戦しました。

日本は、ベネズエラの先発でメジャーリーグ通算156勝を挙げているガルシア投手を打ちあぐね7回まで2対3とリードされました。

それでも8回、ガルシア投手と代わったリリーフから満塁のチャンスをつくり、3試合連続で決勝点を挙げている中田選手が2点タイムリーツーベースヒットを打って逆転しました。

日本は、直後の9回に松井投手が崩れて再び、ベネズエラに1点をリードされましたが、その裏、相手のミスで同点に追いつき、さらに中村晃選手が満塁のチャンスでサヨナラのタイムリーヒットを打ちました。

日本は、ベネズエラに6対5で逆転サヨナラ勝ちし、5戦全勝で1次ラウンドを終えました。

日本代表の小久保監督は、サヨナラ勝ちについて「選手は大変だったと思うが打線が良くつないで逆転できた。準々決勝以降は1発勝負の戦いだか、自信を持ってグラウンドに立ちたい」と話していました。

また、サヨナラヒットの中村晃選手は「打てば勝てる状況だったので必死に食らいつきました緊張していたけど良かったです準々決勝以降は負けたら終わりなのでみんなで協力して頑張りたい」と話していました。

日本は、16日の準々決勝プエルトリコと対戦します。