巨人後任監督 高橋由伸と交渉へ

プロ野球読売ジャイアンツ(巨人)は退任した原辰徳監督の後任について、複数の候補者の中から高橋由伸選手に絞り込んで交渉を進めることが球団関係者への取材で分かりました。

巨人は19日、通算12年間指揮をとってきた原監督の退任が正式に決まりました。

後任については、球団OBや内部からの昇格など複数から可能性を探っていましたが、球団関係者によりますと、原監督の野球を継承したチームに新しい風を吹かせる存在として高橋選手に絞り込んで交渉を進めることを決めたということです。

球団では、20日にも高橋選手との話し合いの席を設け、現役続行へのこだわりがあるかどうかを含め、条件面などについての交渉を進めてく考えです。

高橋選手はチーム最年長の40歳。

平成10年にドラフト1位で巨人に入団し、1年目から打率3割、ホームラン19本をマークをしました。

その後も勝負強いバッティングでチームを牽引し、生え抜きの中心選手としてチームの優勝や日本一に貢献してきました。

近年は主に代打の切り札としての出場が増え、今シーズンからは打撃コーチを兼任し、指導者としてのスタートも切っています。