中日・山本昌投手、史上初50歳で涙の最終登板
レジェンドの雄姿もついに見納めです。
プロ32年。
今シーズン限りで引退する中日の山本昌投手。
史上初の50歳での登板で最後の花道を飾りました。
32年のプロ野球人生も、ついに最後の時。
582試合目のマウンドは、プロ野球史上初となる50代での登板。
母・幸子さんもその姿を見守ります。
「今日で辞めるから(特別ではなく)いつもの先発と同じ気持ちです」(母 幸子さん)
腕を高々と上げる独特のフォームは最後の最後まで変わりません。
自分は野球しかできないからと、ただひたむきに投げ続けて32年。
投じた5万3759球目、最後は代名詞となったスクリューボール。
セカンドゴロで締めくくりました。
通算219勝。
球界のレジェンドは、目に光るものをためながらマウンドを去りました。
「泣かないと思っていたけど、ちょっと我慢できなかったですね。最後まで良い野球人生だな」
「本人にしたら幸せじゃないかね、好きな野球がやれて。御苦労さまぐらいは言うかもしれない」(母 幸子さん)
「ここまで頑張れましたので、お母さんのおかげだなと。本当に感謝してます」
山本昌投手
219勝165敗5セーブ
2310奪三振
06年 ノーヒットノーラン達成(41歳1か月)