ベルギーのデザイナー「盗用認めるまで訴訟続く」

東京オリンピックのエンブレムが「自分のデザインに似ている」として訴訟を起こしたベルギー人のデザイナーは、盗用と認められるまで訴訟を続ける意向を示しました。

ベルギー人デザイナー、オリビエ・ドビ氏:「訴訟を取り下げるには、IOC(国際オリンピック委員会)側が盗用を認めないといけない」

ドビ氏はIOCに対して、エンブレムの使用差し止めを求める訴訟をベルギーの裁判所で起こしています。ドビ氏は使用中止の決定に驚きを示し、「勝利と受け止めた」と話しましたが、盗用が認めらない限り訴訟は取り下げない方針です。一方、IOCは「佐野氏のエンブレムが独自のものであることには疑いがない」としつつも、「批判を考えると使用中止の決断は理解できる」とコメントしています。