和歌山「たま駅長」の社葬に3000人超
和歌山県のローカル線でネコの駅長として人気を集めた「たま駅長」の社葬が行われ、3000人超えるファンが最後の別れを惜しみました。
和歌山電鉄貴志川線の貴志川駅。
8年前に駅長に就任した三毛猫の「たま」は愛くるしい姿が話題となり集客アップに貢献しました。社葬ではその功績をたたえ、最後の辞令が渡されました。
「たま様、名誉永久駅長を命ず」(和歌山電鉄 小嶋光信社長)
生前、和歌山県から「観光招き大明神」などの称号が与えられていた「たま」。葬儀には知事も参列しました。
「たまちゃんが残してくださったすばらしい伝統を、われわれ残った者が引き継いでいかなければならない」(和歌山県 仁坂吉伸知事)
献花台には多くの花やキャットフードが手向けられました。
「人なつっこいというか、頑張って仕事をこなしていた」(参列者)
「今までご苦労さまでした。安らかに眠ってもらいたい」(参列者)
葬儀に参列したファンは3000人を超え、たま駅長との別れを惜しみました。