スコットランド議会選“独立”議論が活発に

イギリスの北部スコットランド地方では、6日に行われる議会選挙を前に、再び「独立」を巡る議論が活発になっています。

スコットランドの独立を支持する人たちと、イギリスにとどまることを支持する人たちが、同じ会場で集会を開いています」

選挙を前に行われた世論調査では、イギリスからの独立を掲げるスコットランド民族党緑の党過半数を確保する勢いです。スコットランドではEU残留派が6割を占めたにもかかわらず、イングランドのせいでEUから離脱させられたという捉え方があります。

「私はヨーロッパ人です。多くがEU残留に投票し、それ以外の人は騙されたんです」(独立賛成派)

「再度の住民投票は、より分断を深める嫌なものになるでしょう」(独立反対派)

独立派が過半数を占めれば、独立の是非を問う2度目の住民投票への動きが強まることになります。