騎手が馬の顔を蹴り処分 ばんえい競馬の能力検査で

北海道帯広市ばんえい競馬で動けなかった馬の競馬を騎手が蹴っていたことが分かりました。

18日、帯広競馬場で行われた競争馬の能力検査で、鈴木恵介騎手が坂の障害で動けなかった馬の顔を2度にわたって蹴っていたことが分かりました。

この様子はインターネットで配信され、22日朝までに170件以上の抗議が届いているということです。

鈴木騎手は「顔を上げさせようとして蹴ってしまった」と話し、23日に開幕するレースには東門の間、出場を自粛します。

ばんえい競馬を主催する帯広市は「いかなる理由であれ、出走馬を蹴ることは認められない」とし、鈴木騎手を戒告処分としました。