脚本家・橋田壽賀子さん(95)死去

渡る世間は鬼ばかり」などを手がけた脚本家の橋田壽賀子さんが、4日、亡くなりました。95歳でした。橋田壽賀子さんは、脚本家として、TBSテレビのドラマ「渡る世間は鬼ばかり」やNHKの連続テレビ小説おしん」など数多くの名作を世に送り出しました。2015年には文化功労者として顕彰されたほか、昨年秋には文化勲章を受章していました。

橋田さんは、今年2月下旬から、急性リンパ腫の治療のため東京都内の病院に入院。先月には、自宅のある静岡県熱海市内の病院に移り、治療を続けていました。そして3日、自宅に戻り、4日午前、息を引き取ったということです。

橋田さんの遺志により、通夜・告別式、「お別れの会」などは行われないということです。