歌舞伎俳優 中村吉右衛門さん倒れる 搬送時心肺停止の状態

歌舞伎俳優で人間国宝中村吉右衛門さん(76)が、28日の夜、東京・港区のホテルで倒れ、心肺停止の状態で病院に運ばれていたことが分かりました。

中村吉右衛門さんは歌舞伎座での舞台を終えた後、ホテルのレストランで体調を崩し、病院に搬送されたということです。」

関係者によりますと、歌舞伎俳優の中村吉右衛門さん(76)は、28日午後8時半ごろ、東京・港区にあるホテルのレストランで倒れ、病院に救急搬送されたということです。病院に運ばれる際、吉右衛門さんは心肺停止の状態だったということです。松竹によりますと、吉右衛門さんは現在、都内の病院で療養しているということです。

吉右衛門さんは東京・歌舞伎座で行われている「三月大歌舞伎」に出演中で、28日も舞台に立っていました。

「ダイナミックな衣装も躍りも、ぜひ生で見たかった見たかったですげと、元気になられること祈っています」

吉右衛門さんは現在76歳。1948年、4歳の時に初舞台を踏み、1996年に二代目中村吉右衛門を襲名。2011年に人間国宝に選ばれています。今年1月には、体調不良のため公演を一時休演し、その後、舞台にに復帰してました、29日は別の役者が代役を務めるということです。