MLB、ロサンゼルスドジャースのトミー・ラソーダ元監督が死去 93歳

メジャーリーグロサンゼルス・ドジャースでおよそ20年監督を務め、チームを2度のワールドシリーズ制覇に導いたトミー・ラソーダさんが亡くなりました。93歳でした。

ラソーダさんは1927年、ペンシルバニア州で生まれ、現役時代は投手としてプレー。引退後はスカウトなど経て1976年から1996年までドジャースの監督を務め、2度のワールドシリーズ制覇など輝かしい成績を収め、1997年に野球殿堂入りしました。1995年に野茂英雄さんがメジャーデビューした際にも指揮していたことで知られるほか、シドニーオリンピックでもアメリカ代表を金メダル獲得に導いています。ドジャースの発表によりますと、ラソーダさんは7日午後10時すぎ、自宅で突然、心肺停止っなり、搬送された病院でなくなったということです。ラソーダさんは去年11月から2か月近く入院したあと、今月5日に退院したと球団が発表したばかりでした。