日本、バルブへの関税めぐり、WTOで韓国に勝訴!!

日本製の産業用バルブに対して韓国が課した関税が不当だとして日本が韓国をWTO(世界貿易機関)に提訴していた問題で、日本の勝訴が確定しました。

空気圧伝送用バルブは自動車工場の生産ラインなどで使われる部品で、韓国は日本企業が不当に安い値段で輸出していると主張し、追加関税を課していました。日本側はこの課税がきょうていいはんだとして2016年に韓国をWTOに提訴していました。WTOは去年4月に日本の主張をおおむね認める判断を示したが、日韓双方が不服として上訴していました。これを受けてWTOの上級委員会は10日、日本の訴えを全面的に認める報告書をまとめて韓国に是正勧告しました。韓国が従わない場合、日本は対抗措置を取ることもでき、両国の通商を巡る新たな火種となる可能性もあります。