“いじめ防止法”改正試案 被害生徒ら改善求める【重要】

いじめ防止対策推進法の改正を目指す議員による試案を巡り、いじめ被害に遭った高校3年の女子生徒や元小学校長らが会見を開き、内容が不十分だとして改善を求めました。

いじめ被害に遭った高3女子:「子どもの命が懸かっている問題ですので、もう少し慎重に考えて頂きたいなと思う部分がありました」

言葉によるいじめを受けて高校を中退し、別の高校に入り直した高校3年の女子生徒は記者会見で、事後対応によりも未然に防ぐ施策に重点を置くべきだと訴えました。

いじめ防止に取り組む小学校の元校長は「現在の試案では防止の効果はない」として、いじめ対策担当教員を専任で配置することなどを盛り込むよう求めました。

いじめ防止対策推進法の改正を目指す議員らによる試案を巡っては、いじめ被害者の遺族からも大幅な修正を求める意見書が出されています。

#いじめ防止対策推進法