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【農業移住者の相談センター開設】

農業の担い手不足が課題となるなか、移住して農業を始めたいといった人たちを支援しよえという県の相談センターが塩尻市に開設され、9日から受け付けを始めました。

9日から受け付けを始めたのは、「農ある暮らし相談センター」で、県が、多くの人が農業に参加しやすい環境を整えようと開設しました。

9日は、関係者が集まり、事務所のある塩尻市の県野菜花き試験場の玄関に真新しい看板を設置して、開設を祝いました。

センターでは、10年以上前に東京から塩尻市に移住し、農業に取り組む山村まゆさんが、移住や定住退職などをきっかけに農業や家庭菜園に初めて取り組む人などを対象に相談に応じます。

相談は、面談のほか、電話でも受け付けていて、いずれも無料です。

センターでは、自分が住む地域で育てやすい作物が何かといった質問や、育ちが悪いがどうしたらいいかといった質問など、どんな内容の相談にも応じるとしています。

県の山本智章農政部長は「スムーズに農業に取り組めるようにサポートしていき、農村の活性化にもつなげていきたいです」と話していました。