女優の赤木春恵さん 死去、94歳

数多くのドラマなどで活躍した女優の赤木春恵さんが29日未明、病院で亡くなったことがわかりました。94歳でした。

関係者によりますと、赤木さんは病気療養中でしたが、29日午前5時すぎ、東京・府中市内の病院で心不全のため亡くなったということです。

赤木さんは1924年に旧満州で生まれ、1940年に松竹からデビュー。数々の映画や舞台、テレビドラマなどで活躍し、中学校を舞台としたTBSの人気ドラマ「3年B組金八先生」では温厚な校長先生の役を、また、1900年に始まった「渡る世間は鬼ばかり」では小うるさい姑役を演じ、親しまれました。

1993年には紫綬褒章を受章し、88歳だった2013年には、世界高齢での映画初主演女優としてギネス世界記録に認定されました。