フラ振り付けに著作権は・・・異例裁判で判決

フラダンスの振り付けに著作権を認めるどうかが争われた訴訟のフラダンスの指導者、カブ・キニマカ・アルクイーザさん(64)は『九州ハワイアン協会』で長年指導してきたが、2014年に契約解除となった。その際、自分の振り付けは独自のものであり、今後は踊らないよう求めたが、協会側は「振り付けはフラダンスの一般的な動作の組み合わせに過ぎない」と主張し、拒否していた。20日の判決で大阪地裁は、カブさんの振り付けのほとんどを著作物と認め、協会側に、今後、踊ることを禁じた。カブさんは判決後、「裁判官の方々が長い時間、フラダンスを勉強してくれて、うれしく誇りに思います」と話した。