いじめ認めず不登校に、少年の母親が川口市を提訴へ

埼玉県川口市で学校側がいじめを認めず、中学3年の少年(15)が不登校となり、自殺未遂をした問題。少年の母親は22日、学校側の対応により精神的な苦痛を受けたとして、川口市を相手に損害賠償を求める裁判をおこすと発表しました。

「息子の心もどんどん壊されてしまい、川口市からの社債は受け入れられない」(被害少年の母親)

これまで母親は、法律で調査を義務づけられた「重大事態」にあたるとして、学校側に対応を求め続けてきました。これに対し先週、川口市教育委員会は「認識が甘く調査委員会の立ち上げが遅れた」と謝罪しています。