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【車体の異常表示でず 新幹線初の重大インシデント

新幹線のモニターには、車体の異常示す表示は出ていませんでした。

11日、博多を出発した新幹線「のぞみ34号」で、走行中に焦げたような臭いや異常な音がしたため、名古屋駅で運転を取り止めました。JR西日本によりますと、前から4両目の車両で車体を支える台車に亀裂が入っているのが見つかり、モーター付近では油が漏れていました。その後の取材で、車輪の回転数などが確認できる運転席のモニターには異常を示す表示は出ていなかったことが分かりました。国の運輸安全委員会は、新幹線で初めての重大インシデントに指定して調べています。