プロ野球 千葉ロッテマリーンズ新監督 引退の井口氏就任へ

プロ野球パ・リーグ最下位でシーズンを終えたロッテの新しい監督に、今シーズン限りで引退した井口資仁選手が就任する事が決まり、近く発表される事になりました。

今シーズン、パ・リーグ最下位に低迷したロッテは成績不振の責任を取って伊東勤監督が退任する事になり、井口選手に次の監督への就任を要請していました。

関係者によりますと、これまでに井口選手が要請を受け入れ、監督に就任する事が決まったということです。球団では井口選手の監督就任について近く発表し、今月14日に就任会見を行うということです。

井口選手は東京都出身の42歳。

ドラフト1位で入団した当時の福岡ダイエーホークスで走攻守でチームの中心として活躍し、2回の日本一に輝きました。

メジャーリーグではシカゴ・ホワイトソックスワールドシリーズ制覇に貢献し、平成21年に日本球界に復帰して千葉ロッテマリーンズに入団し、次の年にはチームを5年振りの日本一に導きました。

先月24日に行われた自らの引退試合では9回に同点のツーランホームランを打ち、サヨナラ勝ちへ繋げました。

井口選手が新しい監督に就任する事で、メジャーリーグでプレーを経験した日本選手が初めてプロ野球の監督を務める事になります。