東京五輪の野球で組織委 メジャーリーグ選手参加を要請

3年後の東京オリンピックで実施される野球について、大会の組織委員会世界野球ソフトボール連盟に対し、メジャーリーグの選手の参加を実現するよう、初めて書面で要請しました。

東京オリンピックの野球を巡っては競技方式について、組織委員会が日程や予算の面から1次リーグを2つのグループに分けて行う事を提案し、IOC=国際オリンピック委員会も支持を表明をしています。これに対し、競技団体の世界野球ソフトボール連盟は試合数を多くする為に総当たり戦の案をIOCに提案しています。

組織委員会室伏広治スポーツ局長は22日、報道陣の取材に応じ、今年6月以降、世界野球ソフトボール連盟に対して、連盟が従来から意欲を示しているメジャーリーグの選手の参加を実現するよう、初めて書面で要請したことを明らかにしました。

室伏局長は「もしメジャーリーガーが参加する道が開けるのであれば、競技方式について競技団体と一緒に考えていきたい」と話しています。

またマラソンコースについては招致段階の計画通り、スタートとゴールを新国立競技場にすることと、東京マラソンのコースを基本として

今後、詳細を詰めていくことで国際競技団体から了承を得たということです。