山口投手 傷害などで書類送検

プロ野球読売巨人軍の山口俊投手が、先月、都内の病院で酒に酔った状態で警備員と口論となり、怪我をさせた等として傷害などの疑いで書類送検されました。

プロ野球読売巨人軍の山口俊投手(30)は、先月11日の午前2時半頃、東京都目黒区の病院で、30代の警備員の男性と口論になり、男性の体を押し込む等として腰や胸に全治2週間の怪我をさせた上、病院内の扉を足で蹴って壊したとして、傷害と器物損壊の疑いで18日、警視庁から書類送検されました。

警視庁によりますと、山口投手は都内の飲食店で妻や知人等酒を飲んでいましたが、手に怪我をした為、病院を訪れていて、当時は酒に酔った状態だったということです。

調べに対し「酒を飲んでいた。やった事は間違いない」と供述し、容疑を認めているということです。

この問題を巡って、巨人は当面山口投手の試合への起用を自粛し、1軍の出場選手登録を抹消していました。

【会見、処分発表へ】山口投手が書類送検された事を受けて、球団は18日午後、会見を開く予定です。会見では球団が処分を発表する他、山口投手本人も出席し、関係者に対して謝罪する事にしています。

また球団は「被害者の方々と何れも示談が成立し、被害届は取り下げられています」としています。