鉄道ファンの注目ニュース

高野山駅で職員が「作務衣(さむえ」でお出迎え 和歌山】

和歌山県南海電鉄高野山駅では、駅員達が僧侶が着る「作務衣(さむえ)」に着替えて観光客や参拝者を迎える恒例の行事が始まりました。

高野山駅は標高が凡そ(およそ)900メートルで、夏には涼しさを求める多くの観光客で賑わいます。

駅員達は、高野山の雰囲気を味わって貰おうと、毎年、この時期になると、週末等に、男は鼠色(ねずみ)、女性は若草色の作務衣(さむえ)に着替えて出迎えます。

駅にケーブルカーが到着すると、作務衣(さむえ)を着た駅員達が「いらっしゃませ」と頭を下げて、地元の魅力をPRしていました。

駅員の女性は、「新たな気持ちで、身も心も引き締めて御客様を御迎えしたい」と話していました。

また、観光で訪れたという女性は、「素敵だと思います。夏をかじますね」と話していました。高野山駅の駅員は、来月27日迄の土曜、日曜日と祝日、それに来月14日と15日に作務衣(さむえ)を着て出迎えるということです。