小林麻央さん(34)が死去

乳がんを患い闘病中であることを公表していたフリーアナウンサー小林麻央さんが亡くなりました。34歳でした。

麻央さんはフリーアナウンサーとして報道番組などで活躍、1年前に乳がんであることを公表し闘病しながらブログを書き続けていました。最近は自宅で治療を続け、3日前にの最後の更新では「皆様にも、今日、笑顔になれることがありますように」などと綴っていました。

夫の市川海老蔵さんは、23日午前8時前に「2017年623日」と題したブログを更新し「人生で一番泣いた日です」と綴りました。その後、海老蔵さんの所属事務所から報道各社宛てにFAXがあり、渋谷区海老蔵さんが緊急会見を行うことを発表しました。

「変わらない2人でいられたらいいなと思っています」(小林麻央

2010年、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんと結婚し、梨園の妻となったフリーアナウンサー小林麻央さん。2人の子供をもうけ、幸せな家庭を築いていましたが、麻央さんに突如、病魔が襲いました。

「単刀直入に言うと乳がんです。麻央を病気が治るまで全面的に支えますし、とにかく元気になってくれることが一番なので」(市川海老蔵さん)

およそ2年8ヶ月前に受診した人間ドックで、乳がんが見つかったのです。

「ブログという手段で、陰に隠れている自分とお別れしようと決めました」(小林麻央さんのブログ・去年9月1日)

公表からおよそ3ヶ月、麻央さんはブログを開設。家庭生活や闘病中の思いを綴っていきました。その姿勢ががん患者をはじめ多くの人を勇気付けたとして去年、BBCの「今年の100人の女性」の一人に選ばれました。

「笑顔で写真を撮ることはリハビリでもあります。ブログを書くことは、私自身の励みになっています」(小林麻央さんのブログ)

入退院を繰り返し、在宅での治療を選んでいた麻央さん。今月20日を最後にブログを更新していませんでした。