韓国、長嶺大使の黄首相への面会を拒否

韓国・釜山(プサン)の日本総領事館前に慰安婦像が設置されたことへの対抗措置として日本に一時帰国し、4日、3か月ぶりに帰任した長嶺安政大使が、韓国の黄教安(ファン・ギョアン)大統領代行へ求めていた面会について、韓国政府が拒否する方針であることがわかりました。長嶺大使は帰任後、黄氏に直接像の撤去を求める考えを示していました。

韓国外務省の関係者は、「黄氏は大使のカウンターパートでなく、格が合わない」と外交慣習に反することを理由にあげていますが、韓国内の反日感情や、来月の大統領選でいずれの候補者も慰安婦問題の見直しを主張していることも影響しているとみられます。