【野球】代表監督は経験者意見聞き議論

2020年の東京オリンピックを見据えた野球の日本代表の監督人事について、日本代表の強化委員会は、過去の監督経験者の意見を聞き、今後の代表の強化や支援の体制を固めた上で、具体的な人選を進めていくことを確認しました。

プロとアマチュアで作る日本野球協議会の「侍ジャパン強化委員会」は5日、東京都内で会合を開きました。

この中で2020年の東京オリンピックを見据えた野球の日本代表の監督人事について、今後の代表の強化体制など組織としての支援のあり方を固めた上で人選を進めていくことを確認しました。

具体的には、今回のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックで監督を務めた小久保裕紀氏など、過去のWBCやオリンピックの監督経験者に今月から来月にかけて意見を聞き、過去の大会の課題や継続するべき点を検討するということです。

侍ジャパン強化委員会」の委員長を務めるNPB=日本野球機構の井原敦事務局長は「強化・支援体制を固めてからでなくては、就任要請はできない」と話し、次の代表監督の人選については期限を設けずに検討していく考えを示しました。