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【月遅れのひな祭りで甘酒 松本】
旧暦でひな祭りを祝う習慣のある松本市で、博物館で開かれているひな人形の展示会に合わせて、訪れた人に無料で甘酒がふるまわれました。
県内各地では旧暦にあわせて、1か月遅れの4月3日にひな祭りを祝う習慣が残っていて松本市の市立博物館でも、毎年この時期にあわせてひな人形の展示会を開いています。
3日は、この展示会にあわせて地元のボランティアグループが甘酒のサービスを行いました。
博物館のロビーでは地元の酒蔵から取り寄せた甘酒が鍋で温められ、グループのメンバーが紙コップに注いで、訪れた人たちにふるまっていました。
甘酒を味わった人たちは、このあとロビーに展示された7段飾りのひな人形を眺めて、春の雰囲気を楽しんでいました。
横浜市から訪れた50代の男性は
「1か月遅れのひなまつりがあると初めて聞き驚きました。甘酒がとてもおいしい」と話していました。
また北海道から訪れた10歳の男の子は「あまり甘酒は飲まないけれど地元の甘酒よりおいしいと思う」と話していました。