長野県防災ヘリ墜落 ３人死亡 ６人が安否不明

長野県の山中で、消防隊員ら９人が乗った県の防災ヘリが墜落して３人が死亡、６人が安否不明となっています。

５日午後３時過ぎ、長野県の松本市と岡谷市にまたがる鉢伏山付近で、長野県の消防防災ヘリコプター「アルプス」が墜落しているのを長野県警のヘリが発見しました。長野県によりますと、ヘリには消防隊員７人、パイロットと整備士１人ずつの合わせて男性９人が乗っていて、３人の確認されました。３人のうち２人は長野県消防防災航空隊の隊員・伊熊直人さん（３５）、甲田道昭さん（４０）で、もう１人はパイロットの岩田正滋さん（５６）です。

このほか、２人が機内で発見されましたが、呼び掛けに応じなかったということです。残るは４人は見つかっておらず、６日に救助活動を再開します。ヘリは松本空港を５日午後１時半ごろに離陸し、山岳遭難を想定した訓練をする予定でした。

国土交通省は航空事故調査官を派遣します。