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長野電鉄 引退車両のお別れ会】

長野電鉄の列車で、引退後解体が決まった車両のお別れ会が須坂市で開かれ、大勢の鉄道ファンなどが別れを惜しみました。

長野電鉄のオリジナルの車両で、通称「S11編成」と電気機関車の「ED5001形」は、引退したあとは須坂駅の構内で保管されていましたが、今後解体されることが決まっています。

車両の解体を前に、5日須坂駅でお別れ会が開かれ、大勢の鉄道ファンなどでにぎわいました。

訪れた人のなかには始発の時間から待っていた人も路線に並んだ車両をホームや線路からカメラで撮影したり、解放された車両の座席や運転台に座ったりしていました。

また、ペンで車両にメッセージなどを書き込むこともでき、訪れた人たちは感謝の気持ちや思い出などを記し別れを惜しんでいました。

長野市から訪れた女性は「子どもが鉄道好きなので来ました。

昔はこの電車に乗ったこともあるので『お疲れさまでした』という気持ちです」と話していました。