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松本空港の国際化を促進へ】

来月から韓国との間でチャーター便の運航が決まった松本空港について、長野県は、東アジアのほかの国や地域からチャーター便の運航の実現などさらに国際化を進めるため、旅行会社や関係団体への働きかけを強めていくことにしています。

長野県が国際化を目指す松本空港をめぐっては、来月21日から3月1日にかけて、韓国の仁川(インチョン)空港とを結ぶ大韓航空のチャーター便合わせて5往復の運航が決まっています。

これについて、阿部知事は記者会見で「韓国からのチャーター便就航は初めてであり、松本空港の国際化に向けても画期的だ。さらに国際チャーター便を誘致したい」と述べるなど、中国や台湾といった東アジアを重点にほかの国や地域からのチャーター便の運航を目指す方針です。

具体的には、ことし3月に沖縄県で開かれる海外の航空会社が集まる商談会で松本空港へのチャーター便の誘致をPRするほか、航空会社が支払わなければならない、空港施設の使用料の一部を新たに件が負担することにしています。また大韓航空とは引き続き定期便の就航に向けた交渉も行いたいとしていて、旅行会社や関係団体への働きかけを強めていくことにしています。